厳しい状況ではピッチングウェッジのススメ
あー曲がっちゃったけど、なんとかセーフ!
でもあんなのほぼ崖じゃない?
港のさ、船員が片足かけて海を眺めてるような構えになるよ?
っていうことありませんか?
私はあります。
こんな時、残りの距離を確認してみると。
150ヤードぴったり。
キャディバッグより取り出したるは7アイアン!
って待て待てーい。
それ、練習場の、あのとてもとてもフラットな足場で、
気持ちよくアドレスがとれたときの飛距離でしょ?
今はもう緊急事態です。
もう事件が起きているんです。
そう、ここは事件現場なのです。
7アイアンで150ヤードなんて忘れてください。
残りが何ヤードであろうが、
脱出を最優先に考えましょう。
いつだってフェアウェイこそがあなたの一番の味方です。
でも脱出のためとはいえ、
クラブを考えるような余裕はないかもしれません。
そんな時はあの便利でにくいやつ。
ピッチングウェッジのススメ。
短く、45度前後のロフト。
飛距離はだいたい100ヤード。
残り150ヤードなら、現状を考慮して80ヤードぐらい手堅く打って、
次のアプローチでがんばりましょう。
今は7アイアンでさえも長いと思えるような状況のはず。
これで何打かは助かるので、100切りもぐっと近づく。
厳しい状況ではピッチングウェッジのススメ。